手術について
トップページ > 治療や生活の記録 > 手術について腫瘍摘出および再建術
今回行われた手術は、『右大腿骨悪性腫瘍広範切除術およびパスツール処理、マイクロサージャリー下複合組織移植、骨移植術』だそうです。。。よくわかりませんね。簡単に言うと、腫瘍を周りの組織ごと取っちゃって、パスツール処理ってのをやって、顕微鏡つかって骨移植をやるってことらしいです。
ストレッチャーに乗って病室を出たのは午前8時30分ころでした。手術が終わって術後管理病棟に戻ってきて時間を聞いたら午前1時30分でした。
(1)右大腿部にある腫瘍を摘出します。
広範切除術といって腫瘍とその周りの正常な組織2~3cmを一緒に切除します。
腫瘍そのものは正常な組織で包まれた状態でとりだすことになります。腫瘍に触れて他に転移したら意味がありませんので。
僕の場合、大腿四頭筋のうち、中間広筋と内側広筋の2つの筋肉を腫瘍と一緒に切除したらしい。ちなみにこの筋肉は、膝を伸ばすときに使う筋肉。
(2)大腿骨を取り出します。
股関節の下の部分から膝の上まで大腿骨を23cm摘出し、パスツール処理を行います。パスツール処理は病巣部の骨を60度で処理し、再利用する方法で、骨の組織がぼろぼろにならず、がん細胞が死滅するぎりぎりらしいです。で、その骨を30分~1時間処理している間に・・・
(3)左のスネから腓骨(ひこつ)を血管柄付きで取り出します。
腓骨は膝のちょっとしたの外側からくるぶしまである骨です。(くるぶしから上に触ってくればわかります)
(4)パスツール処理した骨の中に、心棒のような形で左スネから取ってきた腓骨を通し、それをもともとの右大腿部に戻します。
ここで腓骨を生かすために血管をつなぎ、血の流れを確保します。この血管をつなぐ作業が形成外科担当のマイクロサージャリーです。
この際、骨盤からも骨組織を若干移植しています。
(5)左のスネは腓骨を切りっぱなしで閉じ、右大腿骨は金属のプレート3枚をしっかり固定して終了。
パズルみたいな手術ですね。術後レントゲンをみると、3枚のプレートがたくさんのネジで止めてあって工事後って感じです。
更新日:2003年10月31日 | トラックバック (0)

